自己紹介:わたしの家族
はじめまして。
平成元年12月に生まれたのんちゃん(24)です。
いつからでしょうか。
心を病んでおります。
おそらく中学生後半頃から対人恐怖症になり、高校、大学とそれがひどくなりました。
ほかにも身体醜形障害やその他の社会不安障害も患っております。
また、プロフィールにある通り、AC(アダルトチルドレン)でもあります。
手短にするはずの病歴の紹介が長くなってしまいましたが、このブログではメンタルヘルスについて、わたしが思ったり、考えたりしたことを書いていきます。
初回はわたしの家族について。
わたしの家族は変わりました。元々は両親、兄、わたしの4人家族でした。
わたしにとって9年前にぼやーっと、6年前になんとなく、そして5〜4年前にはっきりと、兄を失いました。
両親は10年前に兄の病気について知っていたようですが、5〜6年間、それをわたしに隠していました。
兄は失ったけれど、そのときからわたしには弟ができたのです。
詳しい方はご存知でしょう。彼は統合失調症だったのです。そして今もなお。彼には幻覚が見えたり、幻聴がしたりするようです。
それを知らされず、幼児のように夜遅くまで騒ぎ、寝る時間になると静かにしているわたしの部屋からうるさい音がすると言い、ときにはわたしがバイトに行く前に暴力を振るわれたり、包丁を向けられたりもしました。
そういったことを両親に度々話すうちに、両親がやっと彼の病気について話し出したのです。
母が何も知らなかったわたしに、「子どもみたいになっちゃうんだよ、考え方も、何もかも。」と言いました。
そのときから、わたしに兄はいなくなったのだと、代わりに歳上の弟ができたのだと思うようにしています。
でも、幼いわたしにとっては弟の存在が憎たらしくて仕方ありませんでした。彼は一浪して都立の大学に進学したのですが、病気だと知らされる前には、卒論を書くのにわたしがうるさいという理由で半年ほど1人暮らしをさせてもらったりもしていました。それ以外にも彼ばかりを両親が手にかけるような雰囲気であったため、いつの間にかわたしはACになりました。空気です。わたしは空気という役割です。いないのです。わたしは。
そんなこんなでしたが、今ではわたしも統合失調症に並ぶ二大精神疾患である双極性障害だと診断され、病気についてもかなり理解のある人間になりました。それでももう癖になっているようで、今もなおわたしは空気で居続けているつもりです。
両親がわたしのことも気にかけてくれるようにもなりましたが、まだわたしの病気については深く知らせていません。そのうち話せたら良いな、と思っています。
両親の精神疾患に対する理解はというと、父はシャイであまり話しませんが、普通の、健康な人です。
母は経験ゆえに理解はありますが、病気やおくすりに詳しくはないです。
父は昔、母のことを「精神病だ、キチガイだ」と罵倒していましたが、息子も娘も病気に罹ってからは、段々と理解を示してきました。
いまわたしが1番、声をかけやすく、それができないときにメールをする相手は父です。
家族は受け入れ体勢でいるようですが、もう8年も空気として存在し続けているわたしは、家族への接し方を忘れてしまいました。
同じような境遇の方もいるのかな?
というわけで、初めての記事、この辺りで終わらせていただきます。